中学数学(方程式の利用①)

🔲方程式の利用

 

ポイント☝ 


  方程式を使って問題を解く手順

  ①問題の中の数量に着目して、数量の関係を見つける。

②まだわかっていない数量のうち、適当なものを文字でして方程式をつくる。

③方程式を解く。

④方程式の解が、問題にあっているかどうかを調べて、答えを書く。 


  パターン①代金の問題

  りんご5個と60円のみかん1個の代金は、りんご1個と120円のジュース1本の代金の3倍になりました。このりんご1個の値段はいくらでしょう。

 

〇は□の3倍⇒〇=□×3 

文章から〇、□にあてはまるものを読み取ると、この問題の中の数量の関係は、りんご5とみかん1の代金=(りんご1とジュース1の代金)×3

 

【解答例】 

 りんご1個の値段を𝒙円とすると、

  5𝒙+60=3(𝒙+120)

      5𝒙+60=3𝒙+360

      5𝒙-3𝒙=360-60

     2𝒙=300

                𝒙=150

 この解は問題にあっている。

         答  りんご1個の値段 150円 


  パターン②過不足の問題

  何人かの生徒で、鉛筆を同じ数ずつ分けます。4本ずつ分けると10本余り、6本ずつ分けると2本足りません。生徒の人数は何人でしょうか。

 

鉛筆の本数を2通りで表す。          

4本ずつ分ける場合 鉛筆の本数は 4本×人数+余り分

6本ずつ分ける場合 鉛筆の本数は 6本×人数-不足分

 

【解答例】 

 生徒の人数を𝒙人とすると、

  4𝒙+10=6𝒙-2

      4𝒙-6𝒙=-2-10

      -2𝒙=-12

                𝒙=6

 この解は問題にあっている。

         答  生徒の人数 6人